はじめましての方は はじめまして、リユルン(@riyulun)と申します
時に、この間 開催されたWCSでは 誰が勝つのか 心が穏やかじゃなかった人も少なくないと思われますが、そもそもハラハラさせる条件とは?と疑問に思いまして。
ということで色々書き記していきます
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どちらが勝つか分からない状況
そもそも「どちらが勝つか分からない状況」にドキドキヒヤヒヤするんよね
— リユルン (@riyulun) 2024年8月19日
だから勝率8:2より6:4とかの方が見応えがあると感じる
絶望的な状況から巻き返すのも盛り上がるんだけどね
その瞬間が訪れるギリギリまでハラハラドキドキは難しい
カード部門マスターカテゴリの優勝はテツノイバラexデッキでした。
ポケモンはテツノイバラexしか入っていないため ルールを持つポケモン(未来のポケモンは除く)の特性がずっとなくなったまま対戦を進行していくデッキとなっているのですが
このデッキの相手がルギアVSTARデッキだとしたら ルギアVSTAR側は何もできないと言っていいでしょう。
こういう状況、ドキドキしますか?しませんよね?
ほとんどの確率でテツノイバラexが勝つとみらいよちできるのですから
みらいよちできるか否かって重要で、例えばアニポケでもバトルの結果が分かっている2回目より完全初見である1回目の方が見入る人がほとんどでしょう
「この先、何が起こるか分かったらつまらない」と誰かが言っていたような気がします
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クライマックスのタイミングの話
昨年もそうだったんだけど「このまま終えたら負けることが盤面的に分かるけどしょうがない。番終えます」
— リユルン (@riyulun) 2024年8月19日
より「 これ この番じゃ無理だな 番終わります」→『手札からこれ使って対戦ありがとうございました!』の方が直前まで決着分からないから盛り上がりそう
実際2戦目の方がヒヤヒヤしたもん
勝負を決める1手が 必ずしも そこで勝負が終わるわけではありません。
そして、1番盛り上がるべきシチュエーションというのは勝負の決着がついた時です。
この2つのタイミングが完全に合致すると大いなる盛り上がりを見せるのです。
逆に 合致しないと、ここから先の結末は みらいよちできるのに まだ試合が終わっていない、歯に衣着せぬ表現をしてしまえば消化試合になるわけです
先ほどの要素と組み合わせて考えると、優劣がフィフティフィフティの状況が続くけど最終盤の1手で勝負が決まって そのままゲームエンド、という流れが最も心を高揚させるというわけですね
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逆転、刺激は盛り上がる
フィフティフィフティの状況が続けば、と言いましたが単にフィフティフィフティが続くのも何か違います
シーソーゲームと言いますか、有利不利が傾くような1手は ナイスプレイの類なので称賛の意味でも盛り上がるでしょう
そして その刺激となるプレイで逆転ができると さらにボルテージは上がります。
で、その逆転の展開の中には 圧倒的な差をつけられてからの逆転展開があります。
この場合は 逆転劇を生むまでは一方的なところが面白くないわけですが、
その逆転劇が成功した瞬間または成功への希望が ある程度存在すると分かった瞬間って最高潮の盛り上がりと考えられません?
理由は「考えてないような展開が突然舞い降りたから」
人の心に刺激を与えるにおいて ふいうち というのはとても強い要素なのです
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ハイレベル過ぎると理解が追いつかない
ハイレベルなものは見応えがありますが、どういう原理どういう思考で行われているかを理解できなければ興奮材料として足り得ないでしょう
理解できたとしても 該当のプレイングが行われた後だとするとタイミングのズレが生じてしまいます。
ここいらをちゃんと理解させるにおいては解説役が重要ですよね
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と、こんな感じでしょうか