はじめましての方は はじめまして、リユルン(@riyulun)と申します
今回話すのは強化拡張パック[クリムゾンヘイズ]において登場したテツノイバラex。
このテツノイバラex、イニシャライズという特徴的な特性を持ってますよね
(性能面の話ではなくフレーバー面の話)
- イニシャライズ→ルール持ち特性ロックというフレーバー
イニシャライズ(initialize)とは「初期化する」という意味です。
ポケモンカードにおいて ルールを持ったポケモン(また特性の)登場は5世代からであり、言ってしまえば最近のギミックと言えるわけです(5世代を最近と言うな)
というわけで 初期化というワードを ルール持ちという概念が登場しない ポケカ初期になぞらえているというわけですね
その概念において登場しないものをメタとして扱う、というのは 例えばサポートロックをするカブトプスの特性:かせきのきおく や たねポケモンの特性ロックをするアローラベトベトンの特性:かがくのちからがあります。
前者は化石ポケモンの時代には人がいないことから、
後者は科学の発展で生活がどんどん進化していく→進化しないことはありえない ということからメタ特性になっているわけですね
- 未来なのに初期化?
未来というのは発展してるイメージですから「初期化ではなくない?」と思ってしまいます
しかしこれは[初期]というワードが昔っぽいだけで[初期化]となると話が変わってくるからだと感じます
[差別]は なじられるけど[差別化]は どんどんやってくべき、みたいな
で、初期化というワードは機械でしか使われません。つまり未来的なんですよね
実際、しょきか という名前の特性を持つポケモンにポリゴンZがいますし
- 未来のポケモンの中で何故テツノイバラが選ばれたのか
では、未来のパラドックスポケモンは現在(ミライドン含めて)11種類発見されています。
その11種類の中で何故テツノイバラが選ばれたのでしょうか
考えられる1つ目の理由は、未来のポケモンの中で最も原種(?)の登場世代が古いこと。
2世代ポケのパラドックスはテツノワダチとテツノツツミとテツノイバラだけです
イニシャライズ(初期化)という名前の特性を背負うにおいてルール持ちではない世代出身、特に 昔の世代のパラドックスポケモンであると適当ですよね
2つ目の理由は でんきタイプであるということ。
イニシャライズ(初期化)は機械的なワードでありますが、機械っぽいタイプといえば でんきタイプまた はがねタイプであると言えます。
で、どちらかのタイプを持っているのはテツノワダチ、テツノカイナ、テツノイバラ、ミライドンの4種類。
イニシャライズはポケモンexの特性としてデザインされたとすると 既にexが登場しているテツノワダチ、テツノカイナ、ミライドンは避けるべきと考えられます
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この記事を通して わたくしの感じたことが伝わっていれば嬉しいです